韓国LCCが会社更生手続き イースター航空、コロナで

韓国の仁川国際空港に駐機するイースター航空の機体=2020年5月(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国の格安航空会社(LCC)のイースター航空は14日、会社更生手続きの開始を裁判所に申請した。韓国メディアが15日報じた。日韓関係悪化や新型コロナウイルスの影響で経営が悪化していた。韓国航空会社の更生手続き申請は、コロナの感染拡大後は初めて。

 裁判所は「合併や買収を通じ、イースター航空の専門技術やノウハウを活用できる方法を探す計画」としている。

 報道によると、イースター航空は2007年に設立。韓国と北海道や関東、関西、九州を結ぶ路線を運航していたが、経営悪化により昨年3月から国際線と国内線の運航を全て取りやめ、職員の半数を解雇していた。


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