エチオピアで住民80人殺害 西部、昨年から襲撃続発

 【ナイロビ共同】エチオピア人権委員会は13日、西部ベニシャングル・グムズ州のスーダンとの国境付近で12日、住民が襲撃を受け80人超が殺害されたと明らかにした。ロイター通信が報じた。同州では昨年9〜12月にも住民を狙った襲撃事件が発生し、計300人を超す犠牲者が確認されている。

 今回の襲撃の背景は不明だが、同州では近年、土地の帰属を巡り住民間の対立が激化している。地元の男性はロイターに対して、襲撃犯は武装した100人以上の男らだったと証言。一部の人物は制服を着ていたものの、所属は特定できなかったと説明した。


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