日本海側を中心に大雪の恐れ 気象庁、交通障害に警戒呼び掛け

雪が積もった富山市内を歩く人たち=10日午前

 強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に11日朝にかけて大雪が予想されるとして、気象庁は10日、積雪や路面凍結による交通障害に警戒を呼び掛けた。特に北陸では断続的に強い雪が降り、短時間で降雪量が増える恐れがある。

 大雪の影響で、富山県の東海北陸道や福井県の北陸道で立ち往生が相次ぎ、両県は10日、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。北陸新幹線が一部で運休や区間運休するなど鉄道にも影響が出た。

 気象庁によると、北日本の上空約1500mには氷点下15度以下の寒気が、東日本や西日本の上空約1500mには氷点下12度以下の寒気が流れ込んでいる。


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