三重の教諭マスク発言、再調査へ 「危ない」生徒主張受け

 三重県立高の40代教諭が、家族が新型コロナウイルスのPCR検査を受けた生徒に「おまえが来たからマスクするわ」と発言したとされる問題で、県教育委員会は5日、教諭の発言内容を再調査すると明らかにした。生徒が「危ないのでマスクする」と言われたなどと主張していることを踏まえたもので、文書訓告とした処分も再検討する。

 県教委によると、教諭は「危ない」と言ったかどうかは覚えていないと説明。県教委は教諭と生徒側双方から再度聞き取るなどする。

 教諭は昨年10月2日、職員室で3年の生徒に進路指導する際、生徒の家族がPCR検査を受けたことを知りながら発言したとされる。


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