2020年12月19日 18:40 | 無料公開
引退式でアーモンドアイの首をなでて別れを惜しむ国枝栄調教師(右)=19日午後、千葉県船橋市の中山競馬場
中央競馬のジャパンカップで自らの持つ日本馬史上最多記録を更新する芝のG1レース9勝目(海外1勝を含む)を挙げ、有終の美を飾ったアーモンドアイ(5歳牝馬)の引退式が19日、千葉県船橋市の中山競馬場のパドックで行われた。
この日の最終レース終了後、アーモンドアイは今年のジャパンカップ優勝時の馬服を着て登場し、終始、落ち着いたしぐさでパドックを周回。別れを惜しむ多くのファンが残り、去りゆく後ろ姿を拍手で見送った。
主戦のクリストフ・ルメール騎手は「日本競馬の歴史を塗り替えたスーパーホース。この素晴らしい馬に騎乗できて光栄でした」とあいさつした。