橋本五輪相がホストタウン視察 来夏のパラ「成功させたい」

兵庫県明石市を訪れ、泉房穂市長(右)と施設を視察する橋本五輪相(中央)=16日

 橋本聖子五輪相は16日、東京五輪・パラリンピックの「共生社会ホストタウン」である兵庫県明石市を訪れ、同市の泉房穂市長と意見交換した。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期されたパラリンピックについて「誰もが住みやすい町づくりのためにも、ぜひ成功させたいと思っている」と開催の意義を改めて強調した。

 市内に住む車いす卓球の別所キミヱさん(73)とも面会し、ラケットを手に球を打ち合う場面も。5大会連続のパラリンピック出場を目指す別所さんは「気持ちだけは負けんとこうと思って、がむしゃらにやっている」と激励に笑顔で応じた。


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