2020年12月14日 17:47 | 無料公開
１４日、ソウル駅に設置された新型コロナウイルスの臨時検査場で行われる検査（共同）
【ソウル共同】新型コロナウイルスの「第３波」到来を受け、韓国政府は１４日、ソウル駅などに設置した臨時検査場の運営を始めた。費用は無料。誰でも簡単に検査を受けられるようにし、感染者を早期に発見したい考え。「世界の模範」と防疫成果を自賛してきた文在寅政権が正念場を迎えている。
韓国政府によると、１２日の新規感染確認者は１０３０人で、１日当たりでは初めて千人を超えた。１３日は７１８人にとどまったが、政府は当面、千人前後で推移すると予測している。
集団感染が首都圏で多発しており、政府は対策を強化。約１５０カ所に臨時検査場を順次設置し、自発的な検査を促している。
