かど番朝山、幕下と20番 「早く感覚戻したい」

幕下力士(左)と相撲を取る朝乃山=東京都墨田区の高砂部屋(代表撮影)

 大相撲11月場所を右肩負傷で途中休場し、初場所(来年1月10日初日・両国国技館)をかど番で迎える大関朝乃山は14日、東京都墨田区の高砂部屋で幕下力士と20番取り、18勝2敗だった。報道陣の代表取材に「今日は多めに(取った)。上を目指すには、毎日の稽古で調子が良くなきゃ場所で勝てない」と語った。

 得意とは反対の左を差して攻めるなど、いろいろな取り口を確かめた。10日から相撲を取り始め「一日でも早く相撲の感覚、動作を戻したい。戻していけば相撲を取っていく中で、流れも体が思い出してくる」と狙いを説明していた。


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