チェルノブイリを忘れないで 支援団体がカレンダー制作

 1986年に旧ソ連・ウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故の影響で、今も健康被害に苦しむ子どもの姿を伝えるカレンダーを、市民団体「チェルノブイリ子ども基金」(東京都練馬区)が制作した。収益はウクライナや汚染地域となった隣国ベラルーシのほか、東京電力福島第1原発事故で被災した子どもの支援に充てる。

 カレンダーの写真は、佐々木真理共同代表が昨年、ベラルーシの保養施設などで撮影。腎臓がんや肝臓がん、卵巣腫瘍といった重い病を患いながら、仲間と楽しく過ごす子どもたちの姿をとらえている。

 見開きA4判、1部800円。問い合わせは基金、電話03(6767)8808。


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