五輪相、合宿地のコロナ対策視察 栃木県のホテルや練習場所

オーストリア選手らが滞在する予定のホテルで、食事会場の新型コロナウイルス対策を視察する橋本五輪相(手前右)=13日、栃木県那須塩原市

 橋本聖子五輪相は13日、東京五輪・パラリンピックでオーストリアのホストタウンとなっている栃木県那須塩原市を訪れ、事前合宿で同国の選手らが滞在予定のホテルや練習場所を視察した。ホテルでは、客室や食事会場の新型コロナウイルス対策を目にし「どの場所もしっかり対策が講じられており、選手がストレスにならない工夫もなされていた」と語った。

 ビュッフェ形式の食事会場は各テーブルにアクリル板が設置され、食事を運ぶトレーとともにビニール製の使い捨て手袋が提供されることなど説明を受けた。

 橋本氏は「安心安全、万全の態勢で開催できるよう全力を尽くしたい」と改めて決意を述べた。


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