注意の決議に「集中するだけ」 横綱鶴竜、初めて心境語る

四股を踏む鶴竜=8日、東京都墨田区の陸奥部屋

 大相撲で3場所連続休場中の横綱鶴竜が8日、東京都墨田区の陸奥部屋での稽古後、報道陣の代表取材に応じ、11月場所後に横綱審議委員会から注意を決議されたことに「自分のやることに集中するだけだ」と初めて心境を語った。

 この日はスクワットや腕立て伏せなどの基礎運動で汗を流した。休場の原因となった腰に不安を抱え、足腰に負荷をかける動作ができるようになったのは最近という。「下半身を戻さないといけない。今は運動しても(痛みは)あまりない」と現状を説明した。

 進退については「そういうことを気にしないように、しっかり目の前の相撲に集中することが大事」と慎重な口ぶりだった。


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