大関貴景勝は合同稽古に参加 初の綱とりへ、王鵬には期待

初場所に向け稽古する貴景勝=7日、東京都台東区の常盤山部屋(代表撮影)

 大相撲初場所(来年1月10日初日・両国国技館)で初の綱とりに挑む大関貴景勝が7日、報道陣の代表取材に応じ、18日からの合同稽古に参加することを明らかにした。「行くつもりでいる。闘える体にしておきたい」と意欲を口にした。

 この日は常盤山部屋で四股やてっぽうの基本運動などで汗を流した。「全体的なパワーが出るような体にして、しっかり頭で考えてやっていきたい」と体づくりに励んでいる。

 埼玉栄高の後輩で、自身の付け人を務めた元横綱大鵬の孫、20歳の王鵬が新十両に昇進した。「苦労もしているし、悔しい思いもしている。跳びはねるばねの力が違うと思う」と成長を期待した。


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