旭川厚生、計221人感染 病院として最大クラスター

北海道旭川市の旭川厚生病院=5日午後

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した北海道旭川市の旭川厚生病院は5日、同日夕時点で感染者が累計221人となったと発表した。

 214人が感染した東京都台東区の永寿総合病院を超え、病院としては国内最大のクラスターとなった。

 旭川厚生病院によると、これまでの感染者の内訳は職員や関係者が74人、患者が147人。同日夕時点で、陽性患者118人が入院しているという。

 旭川厚生病院は市内に五つある基幹病院の一つ。11月20日に看護師の陽性が判明したのを皮切りに院内で感染が急速に拡大し、市は21日にクラスターと認定した。


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