大学や施設、コロナ赤信号に対応 大阪府内、運営一部見直しも

大阪・道頓堀を行き交う人たち=4日午後5時44分

 大阪府が新型コロナウイルス対策の独自基準「大阪モデル」で警戒度を「赤信号」に引き上げ、不要不急の外出自粛を要請したことを受け、府内の大学や公共交通機関、高齢者施設は4日、運営を一部見直すなど対応に追われた。

 吉村洋文知事は同日、「今は短期集中でブレーキをかけるべき時期。仕事や勉強など必要な外出以外は控えてほしい」と改めて協力を呼び掛け。交通機関の減便や大学でのリモート授業を求める考えはないとした。

 関西大(吹田市)は対面授業を継続しながら同日、課外活動などを対象に警戒度をレベル1(感染拡大への注意)からレベル2(感染の爆発的拡大の懸念)に引き上げた。


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