共通テスト、「情報」の試作問題 プログラミングの理解を問う

 大学入試センターが2025年1月の大学入学共通テストから新たな出題教科とする予定の「情報」について、大学や高校関係者に試作問題を示したことが4日、関係者への取材で分かった。新学習指導要領に基づき、情報モラルやプログラミング、ネットワークなどの理解を問う内容となっている。センターは大学、高校からの意見も踏まえ、問題作成方針をまとめる。

 現在の中学2年生が高校に入学する22年度から高校の新指導要領が段階的に施行され、プログラミングなどを学ぶ「情報1」が必修となる。センターはこの世代が大学受験を迎える25年の共通テストに教科として「情報」を新設する方針だ。


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