2020年12月3日 17:38 | 無料公開
カスタマーハラスメントの実態調査の結果が報告された集会=3日午後、東京都千代田区
労働組合「UAゼンセン」は3日、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通やサービス業に従事する組合員のうち、20・3%が新型コロナウイルスに関連して客からの嫌がらせ「カスタマーハラスメント」(カスハラ)を受けていたと発表した。マスク着用を求めた際、大声で拒否されたり暴言を吐かれたりしたケースなどがあった。対面での販売が求められる業界では特に被害が大きく深刻だった。
7〜9月、組合員約2万6千人を対象に調査。被害を受けた人のうちコロナの影響があったとの回答は業種別に、ドラッグストア66・6%、スーパーマーケット43・0%、総合スーパー40・7%の順。