2020年12月3日 19:03 | 無料公開
記者会見する女子1万メートルの新谷仁美=大阪市(日本陸上競技連盟提供)
東京五輪の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権長距離種目は4日に大阪市のヤンマースタジアム長居で行われる。女子1万メートルの新谷仁美(積水化学)は3日、オンラインで記者会見し「日本記録(30分48秒89)を目指し、世界と戦うためのレース展開をしていきたい」と抱負を述べた。
既に五輪の参加標準記録を突破している32歳の新谷は「レース前は常に不安」と言いつつも「その都度追い込んできた。それ(練習の成果)が出せれば結果につながると思う」と引き締まった表情で話した。今大会を含め参加標準記録を突破した選手が優勝すれば代表に決定する。