阪南大が希望学生にPCR検査 活動拡大、不安解消図る

 阪南大(大阪府松原市)は2日、学生約5千人のうち希望者に対する新型コロナウイルスのPCR検査を始めたと発表した。クラブの対外試合やゼミの企業訪問など、学生の活動拡大に伴う内外の不安解消が狙い。

 顧問や担当教員が配布するキットに学生が唾液を入れ、検査機関に郵送すると、5営業日で結果が出る。利用は1人1回のため、陰性の場合は引き続き感染予防に注意するよう呼び掛ける。

 常勤・非常勤の教職員約440人にも同様に検査キットを提供するか、外部で受ける検査への費用補助をする。


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