コロナ感染隠し温泉利用疑い 埼玉、無断外出の男逮捕

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 埼玉県警は2日、新型コロナウイルス感染症で入院していた病院から無断外出し、感染を隠して温泉施設を利用したとして、偽計業務妨害などの疑いで同県春日部市の40代の男を逮捕した。

 県などによると、男は7月に陽性と判明し、同県羽生市の病院に入院していた。重い症状が出ていたが、病棟を抜け出してタクシーで帰宅。その後、同県川越市の温泉施設を利用した。施設は消毒などの対応を強いられた。


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