大阪・関西万博、25年開催承認 新型コロナで半年遅れ

博覧会国際事務局のオンライン総会でスピーチする井上万博相=1日午後、東京・霞が関

 2025年大阪・関西万博に向け、博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)は1日のオンライン総会で、万博の事業計画を盛り込んだ「登録申請書」を承認した。これを受けて日本は参加150カ国を目標とする招致活動を本格化する。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、総会は当初予定の6月から半年遅れとなった。開催地の大阪では招致活動の遅れや会場建設費の高騰を懸念する声もある。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマ。情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)の活用、公衆衛生の改善による感染症対策といった多様な分野で参加各国が技術を競い合う。


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