台湾、コロナ防疫強化策スタート 厳格規制、来年2月末まで

 【台北共同】台湾政府は1日、冬季の新型コロナ防疫強化策をスタートさせ、入境規制やマスク着用基準を厳格化した。来年2月28日まで。またインドネシアからの渡航者の感染確認が急増しているとして、同国からの入境を今月4日から17日まで禁止するとした。

 蘇貞昌行政院長(首相)は「国境と台湾内の両方に注意を払うことで感染を抑え込める」と強調し、広く協力を呼び掛けた。

 商業施設、公共交通機関などを利用する際にマスク着用を義務付けた。違反者には最高で1万5千台湾元(約5万5千円)の罰金を科す。

 感染確認は累計679人で、死亡は7人。感染確認の大多数を入境者が占めている。


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