北海道で住宅火災、男児2人死亡 中標津町、父の留守中

北海道中標津町の住宅火災現場=30日午後10時8分

 30日午後6時半ごろ、北海道中標津町の会社員本田智之さん(38)方から出火した。中標津署によると、2階建て住宅の内部を全焼。男児2人が2階から救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。本田さんの息子の小学1年の男児(6)と未就学の弟(4)とみられる。

 本田さんは、町内の元妻と一緒に暮らす兄弟を自宅で預かっていた。出火当時、本田さんは買い物で留守にしており、帰宅して火事に気付き、近所に通報を依頼した。

 近所の男性は「ガスが爆発したような『ボン』という大きな音がした。すごい炎と煙だった」と振り返った。

 現場は町役場から東に約1・5キロの住宅街。


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