2020年11月30日 18:45 | 無料公開
【パリ共同】パリで音楽プロデューサーの黒人男性(41)が警官に集団暴行を受けた事件で、フランスの捜査当局は11月30日までに、公務員による傷害や虚偽公文書作成などの容疑が強まったとして、23〜44歳の警官4人を本格捜査することを決めた。地元メディアが伝えた。予審判事が捜査を指揮する。
裁判所は2人の勾留を認め、残り2人は身柄拘束を解かれて司法当局の監督下に置かれた。
発表によると、4人のうち3人は21日、音楽スタジオに入ろうとする被害者男性を素手や警棒で殴り、顔や手足にけがを負わせたほか、当初の調書に虚偽の記述をした疑い。残る1人は3人を支援した警官。