日大と関学、わだかまり克服へ アメフト甲子園ボウル

甲子園球場でポーズをとる日大の伊東慧太主将(左)と関学大の鶴留輝斗主将=30日午後

 アメリカンフットボールの東西大学王座決定戦、甲子園ボウル(12月13日)は日本大と関西学院大による因縁の対決となる。社会問題化した日大の悪質タックルがあった一昨年5月の定期戦以来、わだかまりを乗り越えて臨む再戦へ。会場の甲子園球場で30日、両チームの監督らが会見した。

 関学大の大村和輝監督は「ライバルとして切磋琢磨してきた仲。素晴らしい試合ができればいい」と述べた。日大、関学大それぞれのチームカラーである「赤と青の対決」は伝統の一戦で、甲子園ボウルでは今回30度目の激突。日大の伊東慧太主将は「関西学院大さんにはいろいろとご迷惑をかけた」と神妙に話した。


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