宿泊者数、8カ月ぶり3千万人超 10月日本人、「GoTo」効果

 観光庁が30日公表した10月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内の旅館、ホテルに泊まった日本人は前年同月比17・2%減の延べ3296万人だった。3千万人を超えたのは8カ月ぶり。観光支援事業「Go To トラベル」の対象に10月から東京都が加わるなどし、全国で旅行者が増えたとみられる。

 ただ、11月に入り新型コロナウイルス感染が各地で急拡大。札幌市、大阪市を目的地とする旅行が割引対象から一時除外されており、宿泊需要は再び落ち込みそうだ。

 10月の外国人宿泊者数は28万人で、97・3%減。日本人を含む全体は3324万人で33・6%減だった。


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