楽天・松井裕樹、来季は救援専念 現状維持2億5千万で更改

契約更改を終え、「日本一」と書いた色紙を手にする楽天の松井裕樹投手=27日、仙台市内(同球団提供)

 楽天の松井裕樹投手が27日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億5千万円でサインした。4年契約の2年目となる来季は石井一久新監督と話し合い、救援での起用が決定。2年ぶりのセーブ王も期待され「セーブ数が増えれば勝利を重ねて(チームが)上にいける。結果的にそうなればいい」と意気込んだ。

 今季は開幕から先発に挑戦したが10月から救援に戻った。最終盤では抑えを再び託され好投を続けた。「先発では力を抜くというテーマでやっていた。その力の抜きどころと、中継ぎになってからは出力を上げて投げていて、うまくかみ合った」と振り返った。(金額は推定)


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