ひとり親、支給対象は前回と同様 年内目指す、厚労省

 厚生労働省は27日、児童手当を受給するひとり親世帯向け「臨時特別給付金」を巡り、再び支給する対象者を1回目と同様とする検討に入った。年内支給を目指し、12月上旬にも正式に決める。

 全国的な新型コロナウイルス感染症拡大が続いており、年末に向け、生活がさらに厳しくなる世帯が増えることが予想される。前回は支給対象から外れた世帯で家計が逼迫しているとの指摘があり、対象の拡大を求める声も出ていた。対象を大幅に変更するには煩雑な事務手続きが要るという。このため同省は早期の支給を優先させる。

 厚労省は金額に関しても調整を続け、対象と共に12月上旬にも決める。


  • LINEで送る