陥没現場付近で新たな空洞 外環道工事との関係不明

 東日本高速道路は22日、東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)トンネル工事現場付近で起きた道路陥没現場の近くで、新たに地中の空洞を確認したと発表した。工事との因果関係は不明。地上には住宅があるが、直ちに陥没の恐れはないとして、避難要請はしていない。

 今回の空洞は21日、地表から約4メートルの地点で見つかり、幅約3メートル、長さ約27メートル。空洞内の状況を確認後、速やかに土砂などで埋める。

 道路陥没は10月に発生。工事現場付近の地中では、陥没事故を受けた地盤調査で11月初旬にも今回とは別の空洞が確認され、東日本高速が埋める作業を進めている。


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