岐阜知事選、保守分裂不可避に 元内閣府審議官が出馬表明

岐阜県知事選に立候補する意向を表明した江崎禎英氏=21日夜、岐阜市

 任期満了に伴う岐阜県知事選(来年1月24日投開票)で、元内閣府官房審議官江崎禎英氏(55)が21日、立候補する意向を表明した。岐阜市内で記者団の質問に答えた。自民党県連の県議団が出馬を要請していた。県連の国会議員の大半は古田肇知事(73)の5選を支持しており、岐阜県知事選で1966年以来の保守分裂は避けられない情勢だ。

 県議団は22日に会合を開き、江崎氏を支援する方針を確認する。これを受け江崎氏が記者会見して立候補を正式表明する予定。

 県選出の衆参国会議員は、4期16年の古田氏の実績を評価する意見が多い一方、県議側は多選を疑問視する。


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