「チェーンソーアート」学ぼう 和歌山・田辺で講習会

チェーンソーアートを学ぶ受講者ら=21日午後、和歌山県田辺市

 チェーンソーを巧みに操って木に人の顔を彫る技術を学ぶ講習会が21日、和歌山県田辺市の竜神村地区で開かれた。新型コロナウイルス対策の一環で、様子はインターネット上でも生中継された。22日も行われる。

 講師は「チェーンソーアート」の元世界チャンピオンで、田辺市在住の城所ケイジさん(53)。同好会に所属する9人に、北米大陸の先住民をテーマにして骨格や筋肉を表現するこつを教えた。

 受講者らは大小さまざまな機材を使い分け、直径30〜40cm、長さ約1mの木に彫り進めた。愛媛県大洲市の会社員竹村信行さん(47)は「人の顔を作るのは初めて。難しかった」と話した。


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