病床使用25%超は9都道府県に 全国の医療現場で負担増

 厚生労働省は20日、新型コロナウイルス患者の18日時点の病床使用率を公表した。9都道府県で、政府の新型コロナ感染症対策分科会がステージ3(感染急増)の指標の一つとする25%以上になり、1週間前の11日時点の5都府県から増加した。感染拡大により、全国の医療現場への負担が増している。

 37都道府県で1週間前より使用率が上昇し、10ポイント以上伸びたのは、北海道、新潟、兵庫、愛知の4道県。北海道と兵庫は2週連続で10ポイント以上伸びており、病床逼迫が懸念される。

 厚労省が都道府県の確保病床数や入院者数を集計した。最も高いのは兵庫の44%。続いて大阪の41%。


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