藤井二冠、最年少200勝 勝率は唯一の8割超

藤井聡太二冠

 将棋の藤井聡太二冠(18)は20日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で木村一基九段(47)を破り、最年少の18歳4カ月、勝率8割3分3厘で公式戦通算200勝目(40敗)を挙げた。活躍を続ける高校生プロが歴代のトップ棋士を抜き、唯一の8割超えとなった。

 日本将棋連盟によると中学生の時にプロ入りした棋士、永世称号獲得者の中で、これまでの最年少、最高勝率は羽生善治九段(50)の19歳1カ月、7割9分1厘(200勝53敗1持将棋)。プロ入りから最速は羽生九段の3年11カ月で、藤井二冠は2番目の速さの4年1カ月で到達した。


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