五輪聖火、三重県に到着 バドの小椋さん「選手の希望」

専用のランタンに入った聖火と写真に納まる、北京五輪バドミントン女子ダブルス5位の小椋久美子さん(右)と鈴木英敬三重県知事=13日午後、三重県桑名市

 全国を巡回中の2020年東京五輪の聖火が13日、三重県に到着し、桑名市の市民会館で一般展示が始まった。同県川越町出身で08年北京五輪バドミントン女子ダブルス5位の小椋久美子さん(37)が会場を訪れ「選手にとって希望の光となる聖火をぜひ見に来てほしい」とPRした。

 小椋さんは聖火を前に「五輪開会式で聖火がともされた瞬間の『夢の舞台に立っている』という感情が湧き出てきた」と話した。来年4月に聖火ランナーとして県内を走ることについては「いつかここで走りたいと夢に描いていた。自分が生まれ育った土地をかみしめながら走りたい」と意気込んだ。


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