宇都宮市長選に現職と新人の2人 栃木県知事と同日投開票

 任期満了に伴う宇都宮市長選は8日告示され、新人の弁護士須藤博氏(77)=立民、共産、社民推薦=と、5選を目指す現職佐藤栄一氏(59)の無所属2人が立候補を届け出た。投開票日は栃木県知事選と同じ15日。

 4期16年の佐藤市政の評価や、次世代型路面電車(LRT)を含む都市整備が主な争点となる。佐藤氏は自民、公明両党の県組織の推薦を受け、自身が目指すネットワーク型コンパクトシティー実現のため、交通網のさらなる充実を訴える。須藤氏はLRT工事を一時凍結し、新型コロナウイルス対策を優先するよう主張している。


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