2020年11月6日 18:11 | 無料公開
抗菌技術の普及事業を手掛ける一般社団法人未来環境促進協会(大阪市)などは6日、光触媒を使ったコーティング材「ナノゾーンソリューション」が新型コロナウイルスを分解する機能を確認したと発表した。
協会は、オフィスや飲食店の床、壁のコーティングなどに利用してほしいとしている。
協会によると、東京都内のホテルの床から採取したウイルスを含む検体を、光触媒をコーティングしたガラス板に塗り、明るい室内程度の光を当てると、30分後には検出できなくなった。コーティングせずに検体を塗ったガラス板からはウイルスが検出されたという。実験はNPO法人バイオメディカルサイエンス研究会が行った。