陸前高田の空に花火1万発 被災地盛り上げる大輪

岩手県陸前高田市で打ち上げられた花火。下は「奇跡の一本松」=31日夜

 東日本大震災で大きな被害を受けた三陸地域を盛り上げようと、岩手県陸前高田市で31日、花火が打ち上がった。準備した花火は1万発以上。新型コロナウイルス対策のため、有料観覧席には間隔を設け、車に乗ったまま花火が楽しめるスペースも設置した。

 三陸地域の観光やまちづくりに取り組む個人や団体の有志が主催。浅間勝洋実行委員長(39)は、コロナ収束後の交流人口拡大につなげたいとして「震災から10年の節目に再び三陸に目を向け、ファンになってもらいたい」と話した。


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