2020年10月31日 00:05 | 無料公開
間仕切りのあるレストランで食事をする人たち=21日、サンフランシスコ(AP=共同)
【ワシントン共同】米商務省が30日発表した9月の個人所得・消費統計(季節調整済み)は、個人消費支出が前月比1・4%増だった。伸び率は8月の1・0%から拡大した。ただ、米国では新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、外食などサービス業を中心に消費の先行きが懸念されている。
9月の消費支出はモノが2・0%増、サービスは1・1%増だった。個人所得は0・9%増。
個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比1・4%上昇し、上昇率は8月(1・3%)から拡大した。だが連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%超を引き続き下回った。前月比では0・2%上がった。