高校で体罰、18人が被害訴え 大分県立の40代男性教諭

 大分県立大分工業高校の40代の男性教諭が、平手で生徒の頭をたたくなどの体罰を繰り返し、18人が被害を訴えていることが30日、同校への取材で分かった。胸を強くつねられ、あざが残った生徒もいるという。

 同校によると、外部の指摘があり、この教諭の授業を受けている生徒約120人にアンケートしたところ、3年生14人、2年生4人が「体罰を受けたことがある」と回答。今月も、校内でスマートフォンを使ったのが校則違反だとして、正座した状態の生徒の頭を平手で十数回たたいていた。

 原勇人校長は取材に「学校全体の問題として反省する。生徒に申し訳ない」と話した。


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