NZ、安楽死合法化に賛成が多数 国民投票、大麻は反対

 【シドニー共同】ニュージーランド選挙管理委員会は30日、安楽死の合法化の是非を問う国民投票の暫定結果で賛成が多数だったと発表した。世界で初めて国民投票にかけられた嗜好用大麻の是非については反対多数だった。在外投票分など未集計分を含めた正式結果が11月6日に出るが、安楽死は正式結果でも賛成多数なら合法化される。

 選管によると、安楽死は65・2%が賛成した。嗜好用大麻は53・1%が反対だったのに対し、賛成は46・1%だった。嗜好用大麻は反対多数のままなら引き続き違法となる。

 ニュージーランドでは、既に医療用大麻の利用が認められている。


  • LINEで送る