来年秋にも手紙の土曜配達廃止 郵便法改正案を閣議決定

 政府は30日、はがきや手紙の土曜日配達を廃止する郵便法改正案を閣議決定した。郵便配達員の負担軽減が狙いで、成立すれば2021年秋にも廃止となる見込み。

 法改正により「週6日以上」を原則としている郵便物の配達は「週5日」に変わり、平日のみとなる。また通常の郵便物の翌日配達を廃止し、配達日数も緩和する。速達や書留、ゆうパックなどの荷物は土日も配達する。

 人手不足対策として日本郵便が要望していた。法案は総務省が昨年の臨時国会や今年の通常国会で提出予定だったが、かんぽ生命保険の不正販売問題が収束していないことを理由に延期していた。


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