すき家、家で煮込める新容器導入 牛すき鍋定食などの持ち帰り用に

すき家が11月から持ち帰り専用の新容器で提供する「牛すき鍋定食」=29日、東京都港区

 牛丼チェーンの「すき家」(東京)は29日、11月4日から1月下旬まで販売する「牛すき鍋定食」など計4品について、持ち帰りできるようにすると発表した。家で煮込むことが可能な専用の新容器を導入。新型コロナウイルス流行に伴う「巣ごもり需要」で好調な持ち帰り商品を強化する。

 新容器はアルミ素材を使用。鍋の具材が入った容器に別袋のスープなどを入れ、そのままガスこんろやIH調理器で約2分間、中火で煮込むと食べられる。

 牛すき鍋定食は、牛すき鍋にご飯と2個の生卵が付いて780円。2014年から冬の定番商品として店内のみで提供し、人気が高いという。


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