10月の消費者心理、改善続く GoToなど需要喚起策が下支え

「Go To トラベル」の対象に東京が追加され、大勢の観光客でにぎわう東京・浅草の雷門=3日

 内閣府が29日発表した10月の消費動向調査によると、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)は前月比0・9ポイント上昇の33・6だった。改善は2カ月連続。

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に東京都が加わるなど、10月から本格化した需要喚起策が消費マインドを下支えしたとみられる。

 基調判断は「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが続いている」とし、9月から表現を据え置いた。


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