栃木知事選、現職と新人が届け出 11月15日に投開票

 任期満了に伴う栃木県知事選が29日告示され、いずれも無所属で、新人の元NHK宇都宮放送局長田野辺隆男氏(60)と、5選を目指す現職福田富一氏(67)の2人が届け出た。11月15日に投開票される。

 公立小中学校全学年での35人学級や企業誘致などを推進した4期16年の福田氏の県政運営に対する評価と多選の是非が主な争点となる。

 福田氏は大田原市で出陣式に臨み、新型コロナウイルス対策の実績を強調。「県民が安心して生活できるよう取り組む」と述べた。

 田野辺氏は宇都宮市の事務所前で「新しい市民のつながりが、新しい栃木を造り出す」と訴えた。


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