アルジェリア大統領が入院 コロナ感染は不明、ドイツへ転院

 【カイロ共同】アルジェリアのテブン大統領(74)が28日までに入院し、ドイツの病院に転院した。大統領府が発表した。側近が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、自身も隔離措置を始めていた。感染したかどうかは不明。

 大統領府はドイツで「健康診断を受ける」としている。国営メディアは24日、テブン氏が5日間の隔離を開始すると伝えた。27日に軍病院に入院した際には「容体は安定している」と報じた。

 アルジェリアでは昨年、反政府デモでブーテフリカ長期政権が崩壊。首相経験者のテブン氏が同12月の大統領選で当選した。


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