再生エネ促進へ法改正表明 環境相「検討急ぐ」

記者会見する小泉環境相=27日午前、環境省

 小泉進次郎環境相は27日の記者会見で、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの導入を促進するため、地球温暖化対策推進法を改正する方針を表明した。財政支援などを通じて自治体や企業の取り組みを後押しする仕組みを設ける考えで「有識者会議を設置し、検討を急ぎたい」と述べた。来年の通常国会への改正案提出を目指す。

 菅義偉首相が26日の所信表明演説で、国内の温室効果ガス排出を2050年までに実質ゼロにすると表明したことなどを踏まえた。有識者会議は11月にも設置し、年内に一定の方向性をまとめる。


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