2020年10月27日 12:08 | 無料公開
11月1日にオープンするホテル「NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館」=兵庫県福崎町
民俗学者の柳田国男が少年時代、書物を読みふけっていた兵庫県福崎町の県指定文化財「大庄屋 三木家住宅」を改装したホテルが11月1日にオープンするのを前に、報道関係者向けの内覧会が27日、開かれた。運営会社のレック(神戸市)によると、国や都道府県の文化財がホテルに活用されるのは全国初。
ホテルは「NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館」で、米蔵などを改装した客室は全5室。民俗学や都市伝説など計約500冊の本が並び、時計やテレビがない静かな空間で柳田の少年時代を追体験できる。酒蔵を改装したレストランでは地元食材を使い、和とフレンチを融合した創作料理を提供する。