日本の温室ガス削減評価 国連総長、EUも歓迎

グテレス国連事務総長

 【ニューヨーク、ブリュッセル共同】グテレス国連事務総長は26日、菅義偉首相が2050年までに国内の温室効果ガス排出を実質ゼロにすると宣言したことを「極めて重要で前向きな動きだ」と評価する声明を出した。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長も26日、ツイッターで歓迎の意向を表明した。

 グテレス氏は「日本の50年目標達成が技術的にも財政的にも可能であることに疑いはない」とし、目標達成のため「具体的な政策措置を提案し、履行する」よう呼び掛けた。

 フォンデアライエン氏は「大いに歓迎する。気候変動を止めるため、全ての先進国が設定すべき目標だ」と投稿した。


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