五輪聖火、14道府県で展示へ 来月7日に石川から、知床も

東京五輪の聖火が入ったランタンを手にする競泳の池江璃花子選手=7月、国立競技場

 新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪の聖火が11月7日から14道府県で巡回展示される方針であることが26日、複数の大会関係者の話で分かった。石川県から始まり、来年3月の聖火リレー開始前まで実施される。北海道では世界自然遺産の知床の斜里町など聖火リレーのルートに入っていない市町村も含まれており、五輪の機運を地方に拡大させる狙いがある。

 展示は石川、三重、愛媛、大分、広島の各県、北海道、大阪府、奈良、岐阜、福岡、新潟、高知、山口、岩手の各県を来年3月16日まで順次、巡る計画。


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