2020年10月26日 22:46 | 無料公開
上海のアント・グループ社屋に表示されたアリペイのロゴ(上)=9月(ロイター=共同)
【上海共同】中国の電子商取引最大手アリババグループ傘下で、電子決済サービス「アリペイ」を運営するアント・グループが、上海と香港の両証券取引所への新規上場によって史上最高額となる約3兆6千億円を調達する見通しであることが26日、明らかになった。同社が両証取に提出した資料から判明した。
同社は11月上旬に上海と香港で上場する見通し。これまでの資金調達額の記録は、サウジアラビア国営で世界最大の石油会社サウジアラムコによる294億ドル(約3兆800億円)。