2020年10月26日 22:09 | 無料公開
26日、ベラルーシ・ミンスクで抗議活動に参加する学生(タス=共同)
【モスクワ共同】ベラルーシで26日、ルカシェンコ大統領の退陣を要求する反政権派の呼び掛けでゼネストが始まった。全国の主要企業で労働者が就業を拒否し、首都ミンスクでは年金生活者や学生らが抗議デモを行った。
反政権派の象徴的存在であるチハノフスカヤ氏は26日声明を発表し、「国営企業でストが始まった」とした上で、民間企業にも参加を促した。ストが長期化すれば、脆弱なベラルーシ経済に大打撃となるのは必至だ。
チハノフスカヤ氏はルカシェンコ氏に25日までに退陣表明するよう「国民の最後通告」を突き付けたが無視されたため、26日からのゼネスト入りを宣言していた。